コミュ障に就活は無理だと悟るまでの話

コミュ障に就活は無理だと悟るまでの話

日本にいた頃、私はとんでもないレベルのコミュ障女でした。文系に進み、サークルにも入らず、深い関係の友達も作らず、気が付けば就活の時期になっていました。

そのときになってようやく、自分が大人になれていないこと、社会人として求められるコミュニケーション能力を持っていないことを深刻に考えるようになりました。

それまで、コミュニケーション能力が必要なことからは逃げてばかりの人生でした。

理系に進んだらグループ実験があって苦労しそうだから、という理由で文系を選択し、学校教諭免許を取るという選択肢も、性格的に無理だとハナから諦めました。就活のアピールになるであろうサークルも、人となるべく関わりたくないという気持ちが強くて入りませんでした。

以下、コミュ障の私が就活は無理だと悟るまでの黒歴史を赤裸々に綴りたいと思います。




合同説明会で面食らう

就職活動は、まず合同説明会に参加することからスタートしました。

コミュ障だった私はその時点で既に自信をなくしてしまいました。ハキハキと質問をする学生や、志望理由がはっきりしている学生。同じ年齢なのに、私はどこでどう間違ったのだろう、私だけ成長できていないと落ち込みました。

手に職がなく、面接つまりコミュ力でしか勝負ができない学部に進んでしまったことを深く後悔しました。公務員試験を目指すにしても人物重視と聞きましたし、八方塞がりでした。

合同説明会では、各企業のブースがあって、そこで椅子に座って説明を聞くのですが、ある説明会で学生に質問をしてくる企業がありました。

この保険に入っている人はどのくらいの人数だと思いますか?というような、クイズのような感じでした。

その答えを、一人づつ言っていくのですが、私の時だけ会社の人が声を聞き取れなくて聞き返されるという赤っ恥。私たち学生は名前も言っていませんし、採用には関係ないというのに、緊張してこの有り様です。

集団面接もグループディスカッションも辛すぎる

合同説明会の時期も終わり、いよいよ本格的な就活がスタートしました。

大企業でも中小企業でも、一次面接と二次面接に集団面接とグループディスカッションを取り入れているところばかりでした。私は一対一なら少しはマシに話せるタイプのコミュ障だったので、いきなり集団なんて地獄のようでした。

まず、自分が話しているところを他の学生に聞かれるだけでも逃げ出したくなるくらい嫌でしたし、頭が真っ白になって短文でしか話すことができませんでした。

よく自己分析が大事だと言われますが、自分がどんな人間か考えてみても、協調性がなくて一匹狼な人間だという分析結果にしかならないし、向いてる仕事は人と関わらない仕事しか思い浮かばず、ネガティブまっしぐら。

筆記試験やエントリーシートは通過できても、集団面接で悉く落とされました。そりゃそうです。文系女子で愛想もない、ちゃんと話せない学生では勝ち目がありません。

面接官の一言で心が折れた

面接に落ち続け、すっかり自信もなくした頃、圧迫面接まではいかないものの厳しめの面接官に当たってしまったことがありました。

上手く話せない私に対して、周りの学生もいる前でその面接官が冷たく言い放った一言は「あなた大丈夫?」。メンタルが弱すぎる私はこれで心が折れてしまいました。

コミュ障だった私にとって、就活は過酷すぎたのだと悟りました。