全国の最低賃金ランキング2019、ワーストは?

全国の最低賃金ランキング2019、ワーストは?

毎年厚生労働省によって改定が行われる全国の地域別最低賃金。自分の住んでいる都道府県の最低賃金は、他の地域と比べて高いのか低いのか気になりますよね。

全国の最低賃金の一覧とランキング(トップ10&ワースト10)、全国平均額、過去5年間の推移グラフをお伝えします。

2019年(令和1年)現在、最低時給が低い、高い都道府県はそれぞれどこなのでしょうか?見ていきましょう。




全国の最低賃金2018一覧

都道府県別の最低賃金をそれぞれ表にまとめました。

比較できるよう、2018年10月から施行された金額と、2018年9月までの金額をそれぞれ載せています。

都道府県名2018年10月~2019年9月2017年10月~2018年9月
北海道835810
青 森762738
岩 手762738
宮 城798772
秋 田762738
山 形763739
福 島772748
茨 城822796
栃 木826800
群 馬809783
埼 玉898871
千 葉895868
東 京985958
神奈川983956
新 潟803778
富 山821795
石 川806781
福 井803778
山 梨810784
長 野821795
岐 阜825800
静 岡858832
愛 知898871
三 重846820
滋 賀839813
京 都882856
大 阪936909
兵 庫871844
奈 良811786
和歌山803777
鳥 取762738
島 根764740
岡 山807781
広 島844818
山 口802777
徳 島766740
香 川792766
愛 媛764739
高 知762737
福 岡814789
佐 賀762737
長 崎762737
熊 本762737
大 分762737
宮 崎762737
鹿児島761737
沖 縄762737

同じ1時間という労働であっても、どこの地域で働くかによって、最大221円もの差が生じることが分かります。

例えば、最低時給のバイトをフルタイムで週40時間1年間働いたとして、東京都と鹿児島県では以下のように年収に差が出ることになります。

東京都:985円×40時間×52週間=2048800円

鹿児島県:761円×40時間×52週間=1582880円



最低賃金の全国平均と予想

2018年10月から施行された地域別最低賃金の全国平均額は、874円です。

厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会は、2018年10月を目途に、全国平均額を848円から26円引き上げるという目安を発表しており、その通り施行されることになりました。

日本政府の経済対策としては、毎年の引き上げ率3%を維持し、最低時給1000円の実現を目指していることが知られており、特に東京都に関しては近いうちに1000円を超えると予想されます。

ちなみに、政府が1000円の実現を目指しているのは、日本の最低賃金を海外と比較した場合、先進国の中では高い方ではないということが理由に挙げられます。

日本は低すぎ?世界の最低賃金一覧

最低賃金の推移グラフ

過去から現在にかけて5年間の最低賃金の推移を、全国平均・東京・大阪・神奈川それぞれグラフにまとめ、上昇率を計算しました。最低賃金がどのように上昇してきたのか、推移をグラフで見ていきましょう。

年数は施行時点の年次となります。施行された年の10月から翌年の9月末までが、各金額の適応期間です。

つまり、グラフの2017年の金額は、2017年10月から2018年9月末まで適応されるデータということになります。

東京都の最低賃金の推移

東京都の2014年から2017年の最低賃金の推移をグラフにしました。

過去5年の上昇率

2014年869円⇒2017年958円

958÷869≒1.10のため、上昇率は0.1(10パーセント)となります。

神奈川県の最低賃金の推移

神奈川県の2014年から2017年の最低賃金の推移をグラフにしました。神奈川県は、毎年東京より数円安い金額になっています。

過去5年の上昇率

2014年868円⇒2017年956円

956÷868円≒1.10のため、上昇率は0.1(10パーセント)となります。

大阪府の最低賃金の推移

大阪府の2014年から2017年の最低賃金の推移をグラフにしました。大阪府は、常に西日本エリアではトップの金額となっています。

過去5年の上昇率

2014年819円⇒2017年909円

909÷819≒1.10のため、上昇率は0.1(10パーセント)となります。

全国平均との比較

全国平均の過去五年の上昇率

2014年764円⇒2017年848円

848÷764円≒1.10のため、上昇率は0.1(10パーセント)となります。
過去5年間の最低賃金の上昇率については、都道府県別の差異はほとんどないことが分かりました。

また、過去五年での上昇率が10パーセントであることから、年間上昇率の平均は2パーセントとなります。

全国の最低賃金ランキング2018

地域別最低賃金は、毎年厚生労働省によって改定が発表されています。以下のランキングは、2018年10月から施行される金額に基づいて作成しています。

決定基準としては、労働者の生計費と賃金のバランスを考慮して決められることとなっています。大まかに説明すると、物価などの上昇によって生計費が上がれば、最低賃金も上がるという仕組みです。

最低賃金が高い県トップ10

1位 東京都 985円
2位 神奈川県 983円
3位 大阪府 936円
4位 愛知県 898円
4位 埼玉県 898円
6位 千葉県 895円
7位 京都府 882円
8位 兵庫県 871円
9位 三重県 846円
10位 広島県 844円

やはり首都圏が強いですね。特に、東京都と神奈川県は3位以下を引き離して断トツです。東京都神奈川は、住宅の賃貸費などが高いという背景があってのこの金額ではありますが、最低時給で950円超えというのはやはり魅力的ですよね。

最低賃金が低い県ワースト10

ワーストランキングでは、同率2位が10県も並んでいます。

1位 鹿児島県 761円
2位 沖縄県 762円
2位 宮崎県 762円
2位 大分県 762円
2位 熊本県 762円
2位 長崎県 762円
2位 佐賀県 762円
2位 高知県 762円
2位 青森県 762円
2位 岩手県 762円
2位 秋田県 762円

全国の最低賃金のワーストランキングの上位は、ほとんどが九州地方となっています。北海道を除き、全体的に東京・大阪から離れているほど最低賃金が低くなっている傾向が見られます。