日本人は食べ過ぎ?世界の食事量ランキング

日本人は食べ過ぎ?世界の食事量ランキング

日本人は食べ過ぎているという話を耳にしたことがあるかと思います。

なぜ私たち日本人は食べ過ぎているというイメージを持たれているのでしょうか?食に困ることはなく、豊かになった現代人は必要以上に食べ過ぎているという説がありますが、それが理由であるならば、日本人だけでなく他の欧米諸国の人達の食事量も多いはずです。

本当に日本人の食事量は世界の国々と比べて多いのか、それとも少ないのか、世界の食事量ランキングと比較しつつお伝えしていきます。




日本人は食べ過ぎ説

まず、日本人が食べ過ぎているといわれている理由は大まかに分けて2つあります。以下、日本人の食事に対する海外の反応などをまとめました。

メディアやSNSの影響

日本では、テレビで美味しい食べ物特集が毎日のように放送されています。

日本に来たことがある外国人から、「なぜ日本人はあんなに食べることが好きなの?ニュースでもトーク番組でも、クイズ番組でも食事シーンが出てくるなんて、おかしい。」や「日本人はレストランでもカフェでも、皆食べ物がメインの写真を撮ってインスタに載せているし、食いしん坊だよね。」などと言われたことがあります。

朝・昼ごはんが違う

日本人がよく食べると思われる理由の一つとして、欧米との朝ごはん・昼ごはんの違いが挙げられます。

最近は洋食化の影響で、朝ごはんはパンなどで済ます人もいますが、基本的な日本の朝ごはんはご飯と味噌汁、そして焼き魚・納豆・漬物などですね。日本の伝統的な食文化として、一汁三菜があります。

昼ごはんには、パスタなどの麺類やカレーなどを食べる人が多いと思います。

外国人に、日本の朝ごはん・昼ごはんの内容を話すと驚かれます。「朝からよく何種類も食べられるね」「昼からパスタなんて重くて無理」と言われます。

海外では、朝ごはんはシリアルと牛乳だけ、パンだけという国が多く、朝ごはんも昼ごはんもパンしか食べないという食文化の国も普通に存在します。

彼らにとって、一日の食事のメインは夕食であり、朝ごはんと昼ごはんはとりあえず空腹を満たせばよいという位置づけに過ぎません。

妻が旦那の朝ごはんやランチを作ってあげるという習慣も基本的にはありません。パンにチーズやハムなど、各自好きなものを乗せるだけなので、作る必要もないのです。

以前、『にじいろジーン』という番組の『世界の朝ごはん』で奥さんが豪華な朝ごはんを作って旦那さんを起こしに行くというコーナーがありました。そのコーナーで紹介された国の人たちと一緒に番組を見たことがありますが、皆「これはテレビ用の演出でしょ。朝からこんなことする人聞いたことないよ。」という反応でした。

では、私たち日本人は世界の国々と比べて本当に食べ過ぎているのでしょうか?世界の食事量ランキングを見て、比較していきましょう。

世界の食事量ランキング

1日の食事量の目安

ランキングの前に、摂取カロリーの目安についてです。

国際連合食糧農業機関(FAO)によると、一日の平均最低摂取カロリー量は一人につき1800キロカロリーと定められています。
つまり、成人一人が健康な体を維持していくために必要な最低基準が、一日1800ということです。

よく食べる国トップ20

世界172カ国のデータの中で、食事量(摂取カロリー)が多い国トップ20は以下の通りです。

順位国名摂取カロリー
(kcal /日)
1アメリカ3690
2ルクセンブルク3680
3イタリア3650
4マルタ3600
5アイルランド3590
6ポルトガル3580
7ドイツ3540
8カナダ3530
9フランス3530
10イスラエル3530
11カザフスタン3510
12トルコ3500
13ルーマニア3490
14ハンガリー3470
15ノルウェー3450
16スイス3450
17イギリス3450
18リトアニア3430
19キューバ3420
20デンマーク3410

欧米諸国が上位を独占していますね。

日本は、上位にはランクインしていません。日本の順位と食事量はどのくらいなのでしょうか、見ていきましょう。

日本の食事量

日本人の1日の摂取カロリーは2800キロカロリー、ランキングでは81位です。ちなみに、近隣諸国である中国(61位)や韓国(51位)よりも低い順位です。

これで、日本人は食べ過ぎではないということが証明されましたね。日本人は、欧米人に比べてカロリーの高い肉や、脂っこい料理を食べる量が少ないです。それに加え、お菓子に使われる砂糖の量も少ないです。海外のお土産のお菓子が甘くて驚いたことはありませんか。

そもそも、欧米諸国と比べて日本人が本当に食べ過ぎているならば、日本はもっと肥満の人が多いはずです。